ビッグレップがASAフィラメントとABSフィラメントをリリース

ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、ASAフィラメントとABSフィラメントをリリースする。同社のビッグレップ・スタジオG2シリーズとビッグレップ・プロシリーズ用で、自動車業界やスポーティンググッズ業界などの利用を想定している。

ビッグレップによると、いずれのフィラメントも同社の「アプリケーション・フォーカス・アプローチ」によって開発されたもので、同社のユーザーが求める高い基準を満たしているとしている。

ビッグレップのマネージングディレクターのマーティン・バック氏は、「この新しいエンジニアリンググレードでインダストリアルレベルのABSとASAは、大型3Dプリンティングの世界における画期的な素材になるでしょう。スピード、精密性、品質という我々の3Dプリンターのアドバンテージを最高レベルで享受していただけると思います」とコメントしている。

ビッグレップは2014年設立、ドイツのベルリンに拠点を置き、造形サイズ1平方メートルのビッグレップ・プロシリーズなどを製造している。今年2月にはアメリカのボストンに営業センターを開発し、アメリカ市場への参入を果たしている。同社の3Dプリンターは、主に自動車業界や航空宇宙業界において使われている。