マテリアライズがHPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンター用新素材をリリース

ベルギーの3Dプリンター関連サービス・ソフトウェア開発のマテリアライズが、HPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンター用新素材をリリースした。

ウルトラシントTPU01と名付けられた新素材はフレキシブルな素材で、柔軟性が求められるパーツなどの製造に適しているとしている。ウルトラシントTPU01は、HPのジェットフュージョン5200シリーズのリリースに合わせて開発された。

ウルトラシントTPU01のリリースについて、マテリアライズのマーケティング・ディレクターのピーター・ヴォス氏は、「我々は、顧客とともに常に3Dプリンティング技術を使った真のビジネスバリューを創造する新たな機会を模索しています。(ウルトラシントTPU01をリリースしたという)このアナウンスメントは、我々のそうした信念を現すものです」とコメントしている。

マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインが設立したベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。サービスビューローの事業に加え、アディティブ・マニュファクチャリング用の各種のソフトウェアも開発している。