https://3dprintingindustry.com/news/wacker-establishes-first-silicone-3d-printing-lab-in-the-u-s-151954/
ドイツのミュンヘンに拠点を置く化学メーカーのワッカー・シリコンが、ミシガン州アン・アーバーにオープンプリントラボを開設する。同社がアメリカに開設する初のラボになる。
ラボではワッカー・シリコンの最新のシリコンラバー素材を使った3Dプリンティングサービスが提供される。また、初心者むけチュートリアルや、ハンズオントレーニングも提供される。
ラボの開設について、ワッカー・シリコンの3Dプリンティングプ事業責任者のバーンド・パチェリー氏は、「北米市場はアディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングマーケットです。オープンプリントラボの開設により、シリコンを使った3Dプリンティングサービスをこの地域のユーザーにより多くお届けできるようになります」とコメントしている。
ワッカー・シリコンは、2016年からACEOのブランドで、3Dプリンター用シリコン素材のインターネット販売を開始している。
ワッカー・シリコンはまた、2017年にドイツのバーグハウセンに同社初のオープンプリントラボを開設している。バーグハウセンのオープンプリントラボでは、最大四人まで参加可能な小規模のワークショップも開催している。