https://3dprint.com/217318/philament-taulman3d-filament/
アメリカの3Dプリンターフィラメントメーカーのタウルマン3Dが、新型高機能フィラメントをリリースする。リリースされるのは「タウルマン3D合金920GF」「タウルマン3DPPEPS」「タウルマン3D合金960CF」の三種類のフィラメント。
「タウルマン3D合金920GF」はグラスファイバー配合高機能フィラメントで、伸張性に優れた特徴を持つ。低温と高温のいずれにも強く、自動車などのモノづくりの現場での利用を想定しているという。
「タウルマン3DPPEPS」はポリフェニレンベースの高機能フィラメントで、特に航空宇宙の領域での利用を想定している。PEEKやUltermベースの素材よりも低温で溶融し、PEEKなみの強度が確保できるとしている。
「タウルマン3D合金960CF」もグラスファイバー配合高機能フィラメントで、高い耐久性が特徴。反りが少ないため、比較的大型のパーツの製造などに適しているとしている。
いずれのフィラメントも一般的なFDM方式の3Dプリンターで利用可能。
タウルマン3Dは米ミズーリ州セントルイスに拠点を置く2011年設立のアメリカのベンチャー企業。設立以来各種の高機能、高品質の3Dプリンター用フィラメントを開発し、アメリカを中心に世界中の3Dプリンターコミュニティから高い支持を集めている。