https://additivemanufacturingtoday.com/carbon-announced-new-epoxy-epx-82-and-elastomeric-polyurethane-epu-41-3d-printing-materials
アメリカのハイエンド3Dプリンターメーカーのカーボンが、二種類の3Dプリンター用新素材をリリースした。
リリースされたのはエポキシ82とエラストメリック・ポリウレタン41の二つの素材。エポキシ82は高強度エンジニアリング素材で、高い耐衝撃性と耐熱性を持つのが特徴。コネクター、ブラケット、ハウジングなどのパーツ製造に適しているとしている。
エラストメリック・ポリウレタン41は高い弾力性を持つエンジニアリング素材。クッショニング、アブソーバーなどの製造に適しているとしている。エラストメリック・ポリウレタン41は5リットルのバルクパッケージで供給され、価格は1リットルあたり150ドル(約15,750円)となっている。
いずれの素材も、現時点では北米のユーザーにのみ提供されるとしている。
カーボンはノースカロライナ大学教授のジョセフ・デジモンらが設立、高速SLA3Dプリンター「M1」を製造している。「M1」は、従来型のSLA方式の3Dプリンターよりも最大100倍のスピードでプリント出来るとしている。「M1]はこれまでにアディダス、フォード、BMWなどに採用されている。
カーボンへはグーグルベンチャーズ、GEベンチャーズ、ニコン、BMWらが、これまでに総額2,200万ドル(約242億円)を出資している。