http://www.polymaker.com/shop/polymidecopa/
中国・上海に拠点を置くフィラメントメーカーのポリメーカーが、新型ナイロンフィラメント「PolyMide CoPA」をリリースした。
PolyMide CoPAはポリメーカーが独自に開発したワープフリー技術を基に開発され、プリント時に反りが少ないのが特徴。また、他のナイロンフィラメントと同様、耐熱性と耐久性に優れている。PolyMide CoPAは一般的なFDM方式の3Dプリンターで利用でき、ノズルの溶融温度は250℃以上となっている。
ナイロンフィラメントは水分を吸収する性質があるため、ポリメーカーでは、PolyMide CoPAを同社が開発した乾燥保存ケースのポリボックスで保存するよう推奨している。
ポリメーカーは、PolyMide CoPAを今月22日から開始するとしている。ポリメーカーのウェブサイトで購入可能で、価格は1スプールあたり59.99ドル(約6,780円)。色はブラックのみでリリースされるが、3月にはナチュラルカラーもリリースされる予定。
ポリメーカーはシラキュース大学の中国人留学生らが中心に設立したベンチャー企業で、これまでにPLAなどのポリマーベースの高品質・高機能フィラメントを開発し、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。ポリメーカーのフィラメントは、日本国内では3Dプリンターメーカーのニンジャボットが取り扱っている。