ポリメーカーとコベストロが共同で新型高機能フィラメントを開発 https://3dprintingindustry.com/news/polymaker-launches-two-new-tpu-based-3d-printing-materials-125981/

3Dプリンターフィラメントメーカーのポリメーカーとコベストロが、共同で新型高機能フィラメントを開発した。

ハイパフォーマンスポリマーフィラメントのU1000とU0174Dはポリメーカーのインダストリアルファミリーの新シリーズとして提供される。いずれもサーモプラスチック・ポリウレタンをベースにしており、柔軟性と弾力性、高い耐摩耗性があるのが特徴。また、従来のサーモプラスチック・ポリウレタンベースのフィラメントよりも強度が強いとしている。

また、従来のサーモプラスチック・ポリウレタンフィラメントと違い、いずれも特定の3Dプリンターやノズルに依存しないのも特徴。一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば問題なく利用出来るとしている。

新製品のリリースについて、ポリメーカーの創業者兼社長のシャオファン・ルオ氏は、「この新しい素材のリリースに興奮しています。この素材が様々な業界における新たなアプリケーションの可能性と機能の提供をもたらすでしょう」とコメントしている。

ポリサポートは米シラキュース大学大学院の研究員だった中国人留学生シャオファン・ルオ氏らが設立した。これまでに各種の高機能フィラメントをリリースし、世界中の3Dプリンターユーザーの支持を集めている。日本では3Dプリンターメーカーのニンジャボットが同社製品を販売している。