https://www.longroom.com/discussion/733812/recycling-yogurt-pots-to-make-3d-printer-filament-with-refil
オランダのベンチャー企業がヨーグルトの空き容器からフィラメントを製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。
フィラメントを製造したのはオランダのデルフト工科大学の出身者らが立ち上げたリフィル社。フィラメントは一般的なPLAフィラメントと同程度のプリント品質を確保しているという。
フィラメントは750グラムのスプールで提供され、スプール自体もリサイクルされた段ボール箱を原料にしている。色はホワイトのみ提供される。サイズは1.75mmか2.85mm径で提供され、いずれも210℃で溶融する。プリントベッドへの接着も良好で、反りが少ないのも特徴だとしている。
リフィルは2015年にも廃車のダッシュボードを原料にフィラメントを製造するパーペチュアル・プラスチック・プロジェクトを立ち上げている。同プロジェクトはオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーも参加し、ヨーロッパの3Dプリンターコミュニティを巻き込んだ一大ムーブメントとなった。
プラスチック廃材をリサイクルしてフィラメントにするプロジェクトは世界中で立ち上がっている。アメリカのベンチャー企業プラスチックバンクも、海洋投棄されたプラスチックを原料にフィラメントを製造している。