http://www.businessinsider.com/3d-printed-foods-2014-9
オーストラリアのキャンベラ大学がフード3Dプリンターに関する意識調査を実施した。
3Dプリンターの世界的な普及が進む中、食物を材料にしたフード3Dプリンターも普及の兆しを見せている。キャンベラ大学の研究員デボラ・ラプトン氏とベサニー・ターナー氏はフード3Dプリンターに関するオンラインでのフォーカスグループ調査を実施、結果を公表した。
調査はフード3Dプリンターによって作られた7種類の料理の写真を見せ、「食べてみたい」「食べてみたくない」「食べてみたいかわからない」「他人に提供してみたい」「他人に提供したくない」「他人に提供したいかわからない」の6つの回答のいずれかを選んでもらった。
7種類の料理は「3Dプリントキャンディー」「3Dプリントニンジンピューレ」「虫を原料にしたスナック」「チキンピューレ」「ピザ」「パスタ」「チョコレート」で構成された。
「食べてみたい」と最も多く答えたのはピザで、全体の69%だった。パスタ66%、チョコレート59%と続く一方、虫を原料にしたスナックではわずか14%だった。
「他人に提供してみたい」と最も多く答えたのはパスタで、全体の69%だった。ピザ62%、チョコレート57%と続いた。
全体的にはピザ、パスタ、チョコレートを志向する回答者が多く、虫を原料にしたスナック、「3Dプリントニンジンピューレ」「チキンピューレ」の人気が低かった。