ドイツの3Dプリンター用PEEKフィラメント製造・PEEK3Dプリンター製造のIndomatecが、新型PEEK3Dプリンターを来年1月にリリースする。
同社は現在アムステルダムで開催中のアディティブ・マニュファクチャリング・ヨーロッパ2016に出展中だが、新型PEEK3Dプリンターのプロトタイプを公開している。
PEEKは高機能エンジニアリングプラスチックとして製造現場で広く利用されているが、3Dプリンターで造形する際に343℃の溶融温度にエクストルーダーが対応している必要がある。実際のところ、現在普及が進む多くのFDM方式の3DプリンターではPEEKに対応出来ない。
IndomatecはPEEKフィラメントを開発する中、同社のPEEKフィラメント専用の3DプリンターHPP1553Dプリンターを開発、市場に供給してきた。
新型PEEK3Dプリンターの価格は一台26,000ユーロ(約296万円)から28,000ユーロ(約319円)になる予定。