ドイツ・フランクフルトで開催されていた世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示館のFormnext 2025が、ドイツ現地時間の2025年11月21日金曜日、盛会のうちに閉幕した。今年で10回目を数えるFormnext 2025は、開催期間中四日間で世界中から3万8282人の参観者を集める史上最大規模の催しとなった。

Formnext 2025の主催者メサゴ・メッセ・フランクフルトのサチャ・ヴェンズラー副社長は、「これまでの過去10年間において、我々は極めて大きな技術的革新の境目を目撃してきました。アディティブ・マニュファクチャリングは今や未来の夢物語ではなく、多くの業界におけるリアリティとなっています」とコメントし、開催4日間を総括した。

今回の開催は、3Dプリンターなどのハードウェアからマテリアルまで、エンドユーズパーツの製造に使われるデバイスなどの展示が目立った。また、AIを使ったデザインアプリケーションや、オートメーション・プロセスモニタリングなどのソフトウェア関連テクノロジーの展示などが目立った。

Formnextは、来年もドイツ・フランクフルトで開催が予定されている。来年の開催予定日は2026年11月17日から20日となっている。