FDM3Dプリンター用フードエクストルーダーのキックスターターキャンペーンが好調

FDM3Dプリンター用フードエクストルーダーのキックスターターキャンペーンが好調だ。フランスのパティシエのマリン・コア・バイラ氏が開発したフードエクストルーダーは、FDM3Dプリンターのノズルに装着して食材を押し出すタイプのエクストルーダー。一般的なFDM3Dプリンターであればほぼすべての機種で利用できるとしている。キックスターターでの販売価格は49ユーロ(約6125円)で、キャンペーン終了まで18日を残す今日時点で165人のバッカーから19,981ユーロ(約245万円)の資金を集めている。

フードエクストルーダーを装着するには3Dプリンターからエクストルーダーを外し、コネクターとモーターを装着する必要がある。その後フードエクストルーダーを装着する。

素材はメレンゲミックスが同封される。メレンゲミックスを水とまぜ、ペースト状にしてフードエクストルーダーに注入する。同封のメレンゲミックス以外にも、チョコレート、マッシュドベジタブル、ケチャップ、グワカモレ、バター、スイスバタークリームなどの素材が利用できるとしている。

バイラ氏によると、キックスターターキャンペーン終了後、今年12月中旬より出荷を開始するとしている。現時点では世界中へ出荷可能としているものの、製品価格とは別に送料、関税、税金等の負担が必要。