現地時間の今月20日から23日の四日間、アメリカ空軍が先端マニュファクチャリング・オリンピックを開催する。アディティブ・マニュファクチャリングを含む最先端のマニュファクチャリング技術を競うもので、アメリカ空軍およびアメリカの国防にとってもっとも革新的で価値がある技術が審査される。新型コロナウィルスのパンデミックの影響により、アディティブ・マニュファクチャリング関連の各種の展示会の開催が中止される中、アメリカ空軍がマニュファクチャリング関連のバーチャルイベントを開催するとして話題になっている。
競技な五つのカテゴリーで行われる。カテゴリーは、TDPリレー、ボックス・オブ・パーツ床体操、マテリアル・ハードル、サプライチェーン・マラソン、アプルーバル・短距離走で構成される。
各種の技術が五つのカテゴリーで競技するほか、各界から招かれた著名スピーカーが様々なトピックでオンライン公演を行う。スピーカーにはバーバラ・バレットアメリカ空軍長官、GoogleX共同創業者兼Udacity会長のセバスティアン・スラム氏、メイ・ジェミソン宇宙飛行士、NASCAR創業者ブラッド・ケセロウスキ氏などが含まれている。
通常のオリンピックと同様、勝者には金、銀、銅のメダルがそれぞれ授与される。メダルは金メダル10万ドル、銀メダル5万ドル、銅メダル4万ドルの価値が、それぞれあるとしている。
参加費は無料で、参加申し込みはアメリカ空軍の専用ウェブサイトで受け付けている。