3Dプリンティング後のポストプロセス処理に特化したポストプロセス・テクノロジーズが、ポストプリンティングのオンラインサーベイを開始した。企業による3Dプリンティングのポストプリンティングの方法、課題、今後の計画などを調査するもので、来月8月7日まで実施される。集められたデータは集計され、9月初旬にも結果が発表される。なお、調査の参加者5名にアップルウォッチがプレゼントされる。
本サーベイは昨年にも実施された。昨年のサーベイでは、ポストプリンティングの課題として、調査対象者の75%がポストプリンティングにかかる時間を挙げた。また、51%が仕上がりのムラ、37%がスループットの限界、32%がパーツの破損、をそれぞれ課題として挙げた。
ポストプリンティングの方法では、30%がサポートの除去を挙げた。特に、ポストプリンティングにかかる時間の50%程度をサポートの除去に費やしていることがわかった。また、サーフェスフィニッシュ(22%)、樹脂の除去(13%)、コーティング(12%)、パウダー除去(8%)、着色(6%)などもそれぞれ挙げられた。
ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセス・ソルーションを提供している。