テクナが2025年度第4四半期決算でEBITDA黒字を確保

カナダの3Dプリンター用メタルパウダーメーカーのテクナ(Tekna)が2025年度第4四半期決算でEBITDA(利子、税、減価償却前利益)で黒字を確保した。発表によると、テクナの同期間中の売上高は990万カナダドル(約10億5930万円)で、前年同期比で2%のプラスとなった。調整後EBITDAま90万カナダドル(約1億593万円)の黒字だった。

EBITDAは、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される、企業が本業で稼ぐ「真の収益力」を示す指標。利払い・税金・設備投資の会計基準の影響を排除するため、国際比較やM&Aでの企業価値評価(EV/EBITDA倍率)に利用されている。

テクナのクロード・ジーンCEOは、「EBITDAで黒字を確保できたのは二四半期連続です。主力の素材事業が好調で、利益率の増加を実現できました。今後も戦略的パートナーからの安定した大口の受注を予定しています。テクナは、重要なインフレクションポイントを通過したと言っていいでしょう」とコメントしている。

テクナは、2025年度通年の売上高を3560万カナダドル(約38億920万円)程度と見積もっている。また、2026年度通年売上高を、前年比15%から20%のプラスになると見込んでいる。

テクナはカナダ・ケベック州シャーブルークに拠点を置くメタルパウダーメーカー。3Dプリンター用メタルパウダーメーカーとしては世界シェア9%を有している。