ヴァルカンフォームズが2億2000万ドルの資金調達に成功

アメリカのメタル3Dプリンティング企業のヴァルカンフォームズが2億2000万ドル(約341億円)の資金調達に成功した。出資したのはベンチャーキャピタルのエクリプスと1789キャピタルを筆頭とする投資シンジケート。バリュエーションなどの詳細については明らかにされていない。

ヴァルカンフォームズは2033年7月にも3億5500万ドル(約550億円)もの巨額の資金調達を行っている。今回の資金調達は前回に続く大規模なものとなった。

ヴァルカンフォームズは、マサチューセッツ州ボストン郊外に二箇所の製造拠点を有しており、AIベースの3Dプリンティングなどを用いたプレシジョンマニュファクチャリングを行っている。同社は調達した資金を製造キャパシティや能力の拡充などに投じると見られている。

ヴァルカンフォームズのケヴィン・カセカートCEOは、「アメリカの製造業は国際競争に勝てるスケールとスピード、そしてプレシジョンが必要です。今回の資金調達により急増するニーズへ対応し、アメリカ国内のサプライチェーン再構築へ向けた役割を担うことができるとと確信しています」とコメントしている。

ヴァルカンフォームズは、マサチューセッツ工科大学発のスタートアップ企業で、独自開発したレーザー・パウダーベッドフュージョンベースのメタル3Dプリンターを開発している。同社のメタル3Dプリンターは、最大2メガワットの出力が可能で、競合製品よりも高速で高品質の造形が可能としている。