アメリカの大手3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のストラタシスが、日本の3Dプリンターメーカーの株式会社ディーメックを買収していたことがわかった。
ストラタシスの日本法人ストラタシス・ジャパンのプレスリリースによると、ディーメックとその従業員はアディティブ・マニュファクチャリングに特化したグローバルリーダーであるストラタシスの一員となり、また株式会社ストラタシス・ジャパンの一員としてディーメックブランドのもとで事業を継続するとしている。
買収条件などのストラタス・ジャパンによるディーメック買収に関する情報については明らかにされていないが、ディーメックのウェブサイトでは、ディーメックはストラタシス・ジャパンの100%子会社であると記されている。
株式会社ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長シャルマ・スニール氏は、「ストラタシスは、ディーメックの経験豊富なチームを迎え入れることを大変心強く感じています。この統合により、日本市場における販売体制の強化、顧客基盤の拡大、そしてSLA技術の補完を一日も早く行い、従来のストラタシス製品とともに幅広いソリューションを提供し、製造業におけるアディティブ・マニュファクチャリングの拡大と浸透に努めてまいります」とコメントしている。
株式会社ディーメックは1990年設立の3Dプリンターメーカー。主に光造形方式(SLA)3Dプリンターを中心に、産業ユーザー向けに製品を供給してきている。

