ナノ・ディメンションが2025年度第3四半期決算を発表

イスラエルのエレクトロニクス3DプリンターでNASDAQ上場のナノ・ディメンションが、2025年度第3四半期決算を発表した。同期間中の売上高は2690万ドル(約41億6950万円)で、前年同期比の1490万ドル(約23億950万円)から81%の大幅なプラスとなった。

営業収支は2950万ドル(約45億7250万円)の赤字で、前年動機の990万ドル(約15億3450万円)から大幅に増加した。調整後EBITDAも1660万ドル(約25億7300万円)の赤字だった。

2025年9月30日時点の同社が保有する現金および現金相当資産の合計は5億1550万ドル(約799億円)で、前年9月30日時点の5億5100万ドル(約854億円)から減少した。

ナノ・ディメンションのデーヴィッド・ステーリンCEOは、「今年9月にCEOに就任して以来、私はナノ・ディメンションをスピードと規律、そしてより高い透明性をもって変革してきました。当期においてはオペレーティングコストの削減、顧客との関係性強化、売上ベースの拡大などを実現してきました。2025年度第4四半期に向けて、引き続き努力を続けてまいります」とコメントしている。

ナノ・ディメンションは、2025年度通年の売上高6710万ドル(約104億円)、営業収支9050万ドル(約140億2750万円)を、それぞれ見込んでいる。