米カリフォルニア州に拠点を置く歯科矯正用アライナー製造大手のアライン・テクノロジーが2025年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は9億9570万ドル(約1493億5550万円)で、前年同期比で1.7%のプラスとなった。主力事業の歯科矯正用アライナー事業の売上高が8億580万ドル(約1208億7000万円)に達し、全体の売上高を押し上げた。同期間中のアライナーの販売個数は64万7750個だった。
イメージングシステム・CAD/CAM部門の売上高は1億8990万ドル(約284億8500万円)で、前年同期比で0.6%のマイナスとなった。全体の経常収支は9630万ドル(約144億4500万円)の黒字だった。
2025年度第4四半期については、売上高10億2500万ドル(約1537億円)から10億4500万ドル(約1567億5000万円)程度を見込んでいる。2025年度通年の売上高は40億ドル(約6000億円)を見込んでいる。
アライン・テクノロジーは、SLA3Dプリンターを使った歯科矯正用アライナー製造大手。世界で初めて3Dプリンターでアライナーを製造し、今日までに全世界で5千万人のユーザーを抱えるまでに成長している。

