現地時間の2025年11月4日火曜日、アメリカの大手3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のスリーディーシステムズが2025年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は9120万ドル(約136億8000万円)で、前年同期比で19%の大幅なマイナスとなった。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)も1080万ドル(約16億2000万円)の赤字だった。
ヘルスケアソルーション部門の売上高が前年同期比で22%のマイナスとなり、全体の足を引っ張る結果となった。同社が力を入れている再生医療における3Dプリンティング関連売上が低迷したことなどが影響した。
2025年9月末日時点での同社の現金および現金相当資産の保有残高合計は1億1420万ドル(約171億3000万円)、合計債務残高は1億2260万ドル(約183億9000万円)となった。
2025年度第3四半期決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されている同社の株は値下がりし、一株2.62ドルで取引を終えた。2025年年初からやや値を戻し、10月20日には3.78ドルまで上昇したが、その後再び値を下げている。

