アメリカの株式投資情報サイト編集長がビヨンド・ミートの事業停止を提言

アメリカの株式投資情報サイト編集長が、代替肉メーカーのビヨンド・ミートの事業停止を提言して話題になっている。アメリカの株式投資情報サイト24/7ウォールストリートのダグラス・マッキンタイア編集長は自社のコラムで、経営破綻が噂されているビヨンド・ミートについて言及、同社の事業停止を訴えた。

マッキンタイア編集長はまず、ビヨンド・ミートの代替肉は「大半の消費者が求めていない」と断じた上で、「ビヨンド・ミートの製品はアメリカのほとんどのスーパーマーケットで販売されておらず、消費者は入手のための独自ルートを開拓する必要がある」と皮肉を込めてビヨンド・ミートの製品が入手困難であることを訴えている。

マッキンタイア編集長は続いて、「ビヨンド・ミートの株価は暴落し、多くの価値を失った」として、「2019年にビヨンド・ミートが上場した際の株価は25ドルで、取引初日だけで166%に値上がりした。それまでの20年間における最高の記録だった。しかし、それから5年が経過した今、ビヨンド・ミートの株価は97%も下落してしまった」と、ビヨンド・ミート株の凋落ぶりを嘆いている。

マッキンタイア編集長は結論として、「ビヨンド・ミートは事業を停止すべきだ。なぜなら、ビヨンド・ミートのビジネスモデルは失敗だからだ」と結んでいる。