Velo3Dが2025年度第2四半期決算を発表

アメリカの大型3DプリンターメーカーでQTCQXベスト・マーケット登録のVelo3Dが2025年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1360万ドル(約19億9920万円)で、前年同期比で32%プラスの大幅増収となった。2025年度第1四半期決算比では79%の増収となった。

同期間中の経常収支は1380万ドル(約20億2860万円)の赤字だった。2025年6月30日時点で同社が保有する現金および現金相当資産の合計は85万4000ドル(約1億2554万円)となった。

Velo3Dのアルン・ジェルディCEOは、「2025年度第2四半期は我々のビジネスにとって戦略的進捗を遂げる重要な期間となりました。これまでに種をまいたいくつかの戦略的イニシアティブが芽を出し始めています。今後も持続的なオペレーションを中心にパフォーマンスの向上を図ってゆきます。我々は、四半期ごとにアディティブ・マニュファクチャリング業界におけるポジションを向上させています」とコメントしている。

Velo3Dは、今年2025年1月に米インディアナ州インディアナポリスに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング用メタルパウダーメーカーのアレイド・アディティブに買収され、現在は同社の下で経営再建を図っている。