ナノ・ディメンションがマークフォージドの買収を完了

イスラエルのエレクトロニクス3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のナノ・ディメンションが、アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドの買収を完了した。

ナノ・ディメンションの発表によると、ナノ・ディメンションはマークフォージドの株主に対し、マークフォージドの普通株一株を5ドルで買取り、完全子会社化した。それにより、マークフォージドはニューヨーク証券取引所から上場廃止となった。

また、買収契約に従い、マークフォージドのCFOのアサフ・ジポリ氏が、新たにナノ・ディメンションの新CFOに就任した。

ナノ・ディメンションのオフィール・バハラヴCEOは、「(マークフォージドの買収完了により)ナノ・ディメンションはデジタルマニュファクチャリングリーダーとしてのポジションをさらに強固なものにすることができます。マークフォージドの売上高利益率は50%程度と良好で、ナノ・ディメンションのキャピタルポジションをより好ましい方向へと導いてくれるでしょう」とコメントしている。

ナノ・ディメンションは今月、アメリカの別の3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルの買収も完了させている。