ラリー・ペイジ氏がAI工業デザインスタートアップ企業の立上に関与

Googleの共同創業者のラリー・ペイジ氏が、AI工業デザインスタートアップ企業の立上に関与しているとアメリカ現地メディアの報道が報じている。報道によると、ペイジ氏が関与しているのは起業家クリス・アンダーソン氏率いるダイナトミクス(Dynatomics)社で、AIを使った工業デザインの最適化サービスを提供しているベンチャー企業。

クリス・アンダーソン氏は、前にラリー・ペイジ氏が支援したスタートアップ企業キティホークのCTOを務めていた。キティホークは、小型eVTOLの開発を手掛けるベンチャー企業だったが、これまでに事業を停止している。

ラリー・ペイジ氏がダイナトミクス社にどのように関与しているかについては、現時点では明らかにされていない。

最近、Google関係者によるスタートアップ企業などへの経営関与が目立ってきている。Google会長を長らく務め、ペイジ氏らとGoogleの黄金時代を築いたエリック・シュミット元Google会長も、スタートアップ系ロケットメーカーのリラティビティ・スペースに相当額を投資し、同社CEOに就任している。

ラリー・ペイジ氏は1973年ミシガン州ランシング生まれの51歳。スタンフォード大学在学中にセルゲイ・ブリンと出会い、共同でGoogle検索アルゴリズムを開発、Googleを設立した。