アメリカの無人航空機(Unmanned Aerial Systems )メーカーのファイアーストーム・ラブズ(Firestorm labs)が、アメリカ空軍から1億ドル(約153億5500万円)規模の契約を獲得したとして話題になっている。
アメリカ現地メディアの報道によると、ファイアーストーム・ラブズとアメリカ空軍が締結した契約は5年契約で、相当数のUAVのデリバリーと整備・サポートなどをセットにした包括的契約だとしている。
ファイアーストーム・ラブズは、グループ1から3に属する、総重量1320ポンド(約598.74キログラム)以下の小型UASを製造している。UASの製造には3Dプリンターが活用されている。ファイアーストーム・ラブズのUASは、アメリカ空軍が偵察、情報収集、戦術的後方支援などの目的で運用している。
ファイアーストーム・ラブズの創業者でCEOのダン・マギー氏は、「この契約の締結は、我が社の実用可能でコスト効果にすぐれたUASのデリバリー能力と、軍事作戦能力を変えるUASソルーションの重要性を正しく評価していただけた結果です」とコメントしている。
ファイアーストーム・ラブズは2022年設立の、カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くUAS製造スタートアップ企業。「手頃な価格のフレキシブルなUASの製造」をミッションに、3Dプリンターなどのアディティブ・マニュファクチャリングを活用したUASの製造を行っている。