ドイツ現地時間の先週、ハイデルベルグ地方裁判所に「経営破綻手続」の申請を行い事実上経営破綻したとされる化学メーカー大手傘下の3DプリンティングサービスビューローのフォーワードAM(アディティブ・マニュファクチャリング)のマルチン・バックCEOが、プレスリリースを通じて声明を発表した。
バックCEOは、「パートナー企業および投資家と協力することで、我々は成功する未来のグランドワークを構築することができると確信しています。我々のフォーカスは顧客の成功のためのイノベーティブなソルーションを提供することであり、3Dプリンティングの領域における我々のリーディングポジションは、今後さらに強化されるものと信じています」とコメントしている。
プレスリリースはさらに、「我が社は既存オーダーと新規オーダーに対応することに注力しており、顧客とパートナー企業へのサポートを維持する「としており、あくまでも事業を継続していることを強調している。
フォーワードAMに近い関係者は、フォーワードAMは会社再生法などのドイツの法律に従い、外部のスポンサー企業による資金的支援などを得ながら事業の継続と再構築を図ってゆくと予想している。