デスクトップメタルが2024年度第3四半期決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが2024年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は3640万ドル(約54億6000万円)で、前年同期の4275万ドル(約64億1250万円)から14.9%のマイナスとなった。3Dプリンターなどのプロダクト売上高とサービス売上高のいずれもが前年同期比でマイナスとなった。

営業収支は3372万ドル(約50億5800万円)の赤字で、前年同期の4512万ドル(約67億6800万円)の赤字から1140万ドル改善した。経常収支は3549万ドル(約53億2350万円)の赤字で、前年同期の4637万ドル(約69億5550万円)の赤字から改善した。

2024年9月30日時点で同社が保有する現金および現金相当試算の額は3061万ドル(約45億9150万円)で、2023年12月31日時点の8384万ドル(約125億7600万円)から63.5%減少した。

デスクトップメタルは、今年2024年10月3日に開催された臨時株主総会で、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションとの合併決議を承認し、同社の子会社となった。今回の決算は、デスクトップメタルがナノ・ディメンションの子会社になってから始めて発表された決算となった