アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドが、が2024年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は2050万ドル(約30億7500万円)で、前年同期の2010万ドル(約30億1500万円)から2%増加した。コンスーマー向け売上高が11.8%、サービス部門売上高が13.2%それぞれ対前年比で増加したことなどが結果に繋がった。
同期間中にかかったオペレーティングコストは2760万ドル(約41億4000万円)で、前年同期の5960万ドル(約89億4000万円)から大きく減少した。2023年から始まった従業員削減や生産工程最適化などのリストラクチャリング計画が功を奏した。
経常収支は2340万ドル(約35億1000万円)の赤字で、前年同期の5140万ドル(約77億1000万円)から半減した。同期間中の営業赤字には、コンティニュアス・コンポジッツ社に対する1800万ドル(約27億円)の著作権侵害に対する損害賠償費用も含まれているとしている。
マークフォージドは、これまでにイスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーで米NASDAQ上場のナノ・ディメンションに買収され、同社の子会社になっている。