ロイ・アゼヴィド氏がXometryの取締役に就任

ロイ・アゼヴィド氏が、産業用マーケットプレース運営のXometryの取締役に就任する。アゼヴィド氏はXometryの国際事業拡大とオペレーションの安定化などのタスクを担当する。

アゼヴィド氏は1989年にアメリカの航空・防衛大手レイセオンに入社、エレクトリックエンジニアとしてキャリアをスタートした。やがてレイセオン・スペース・アンド・エアボーンシステムとレイセオン・インテリジェンス・アンド・スペースの二部門でマネジメント職を務め、グローバルマニュファクチャリングとサプライチェーン構築の実務を担当した。

Xometryのランディ・アルツシューラーCEOは、「ロイはエンジニアリングとグローバルマニュファクチャリング、そしてサプライチェーンマネジメントの領域で高度な経験を積んできた人物として知られています。レイセオンでのロイのキャリアで、オペレーションのDX化、オートメーションの推進、そしてAIなどの新規テクノロジーの活用などの領域で大きく活躍しました。会社をグローバルカンパニーにし、強固なサプライチェーンを築くためには何が必要かを彼はすべて理解しています。我々Xometryのビジネスにも同様のスケールを実現してくれることでしょう」とコメントしている。

Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などが名を連ねている。