マークフォージドが10対1の株式併合を実施

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドが、10対1の株式併合(Reverse stock split)を実施する。マークフォージドは、アメリカ現地時間の2024年9月19日付けで、流通しているすべてのマークフォージドの普通株10株に対して新株1株を発行する。ニューヨーク証券取引所では、新株発行後ただちに取引を開始する。

アメリカでは、上場している3Dプリンターメーカーによる株式併合が相次いでいる。今年2024年6月にはニューヨーク証券取引所上場のVelo3Dが35対1の株式併合を実施したほか、別の3Dプリンターメーカーで同じくニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルも、10対1の株式併合を実施している。

株式併合は、株式市場で取引されている既存株式をまとめて新たに一株とし、市場全体で流通する株式数を減少させることを目的に行われる。一般的に株式併合は、株価が低迷している企業が株価上昇を狙って実施するケースが多いとされる。

株式併合の実施が発表されたアメリカ現地時間の2024年9月9日、ニューヨーク証券取引所で取引されているマークフォージドの株は0.20ドルに値下がりして取引を終えた。