日本のみずほ銀行が、アメリカのスタートアップ系メタル3Dプリンティングサービスビューローの3DEOに350万ドル(約5億500万円)を投資したとして話題になっている。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。
みずほ銀行から投資を受けたことについて3DEOのスコット・デニスCEOは、「我々のテクノロジーが持つ変革をもたらす可能性を理解してくださったみずほ銀行から投資を受けられたことは、我々にとって誇るべきことです。このコラボレーションは、単に我々の成長スピードを加速するだけでなく、最先端のアディティブ・マニュファクチャリング技術をクリティカルな製造業セクターへインテグレートする結果をもたらすことでしょう」とコメントしている。
3DEOは、これまでに総額で3900万ドル(約55億3800万円)の資金調達に成功している。投資した会社には日本政策投資銀行、セイコーエプソン、IHIエアロスペースなどの大手日本企業が複数含まれている。
3DEOは2016年設立の、カリフォルニア州トーランスに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。ステンレス系素材を使った比較的小型の金属パーツの製造を得意としており、現在急速に事業を拡大している。