ストラタシスが従業員の15%をレイオフか

アメリカの大手3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のストラタシスが、従業員の15%をレイオフするとして話題になっている。アメリカ現地メディアの報道によると、ストラタシスはアメリカ現地時間の先週2024年度第2四半期決算を発表し、各メディアに電子メールでプレスリリースを送付した。

プレスリリースは「ストラタシスのソリューションは引き続き供給を拡大しているものの、マクロ経済的なチャレンジは依然として続いており、新規の資本投資などの需要の低迷を引き起こしています。ストラタシスは、引き続き組織再構築を進め、コスト構造を現在のマーケットコンディションに適応させるよう努力してまいります」と綴っている。

ストラタシスが発表した2024年度第2四半期決算では、売上高は1億3800万ドル(約202億8600万円)で、前年同期の1億5980万ドル(約234億9060万円)から13.6%のマイナスとなった。経常収支は2570万ドル(約37億7790万円)の赤字で、前年同期の3860万ドル(約56億7420万円)の赤字から33.4%改善している。

2024年度第2四半期決算の発表を受けて、NASDAQで取引されている同社の株は直近52週間で最低に値下がりし、一株6.30ドルで取引を終えた。