スリーディーシステムズが2024年度第2四半期決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のスリーディーシステムズが2024年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億1330万ドル(約166億5510万円)で、前年同期比で11.7%のマイナスとなった。3Dプリンター本体の売上高減少に加え、素材、サービス関連売上などが低迷し、全体の足を引っ張る結果となった。

同期間中の経常収支は2730万ドル(約40億1310万円)の赤字だった。調整後EBITDAも1290万ドル(約18億9630万円)の赤字だった。

スリーディーシステムズのジェフリー・グレイブスCEOは、「四半期連続で売上高が回復基調にあることに前向きになっています。特に第2四半期はビジネス環境が厳しく、難しいオペレーションを強いられました。トップラインは対前年比で10%改善し、特に工業セクターと医療セクターでの伸びが大きいです。直近のパフォーマンスを受けて、引き続き前向きな姿勢を維持してゆきたいと思います」とコメントしている。

2024年6月末時点の同社が保有する現金及び現金相当資産の総額は1億9270万ドル(約283億2690万円)で、2023年12月末からの半年間で1億3880万ドル(約204億360万円)減少した。