メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2024年度第2四半期(2024年4月1日~6月30日)決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億3300万ドル(約195億5100万円)で、前年同期比で19%のプラスとなった。主たる事業のマーケットプレース運営関連売上高が1億1700万ドル(約171億9900万円)で、前年同期比で25%のプラスとなったことが結果に繋がった。サプライヤー関連売上高は1530万ドル(約22億4910万円)で、前年同期比で若干のマイナスとなった。
経常収支は1370万ドル(約20億1390万円)の赤字だった。調整後EBTDAも260万ドル(約3億8220万円)の赤字だった。
マーケットプレースのアクティブバイヤー数は6万1530社で、前年6月末時点の4万8340社から大幅に増加した。
2024年度第3四半期の業績見通しについては、売上高1億3600万ドル(約199億9200万円)から1億3800万ドル(約202億8600万円)のレンジ、調整後EBTDA150万ドル(約2億2050万円)から350万ドル(約5億1450万円)の赤字を、それぞれ見込んでいる。
Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などが含まれている。