アメリカの著名投資家のジム・クレイマーが、自らがホストをつとめるインターネットチャンネルの番組内で、ビヨンド・ミートの株を「リスキーすぎる」と警告していたことがわかった。
クレイマーは、番組「マッドマネー」の中で「ライオット・プラットフォーム」「KLAコーポレーション」「アドバンスド・マイクロデバイシス」などとともにビヨンド・ミートを取り上げ、「(ビヨンド・ミートについては)いや、ビヨンド・ミートの株を保有したいとは思わない。あまりにもリスキーすぎる」とコメントし、番組の視聴者へ警鐘を鳴らした。
大手代替肉メーカーのビヨンド・ミートの株は、今年2024年2月29日に一株11.70ドルの高値を付けたが、その後4月24日に5.94ドルにまで下落。その後は一進一退を繰り返しながら7.47ドル水準を維持している。
ジム・クレイマーは1955年生まれの大手ヘッジファンド出身の株式投資家。ハーバード大学ロースクールを卒業後、大手投資銀行のゴールドマン・サックスへ入社し、トレーダーとしてのキャリアを築き上げた。現在は自ら組成したヘッジファンドを運用するとともに、2005年からインターネットチャネル番組「マッドマネー」のホストをつとめている。書籍『ジム・クレイマーの株式投資大作戦』は日本語にも翻訳され、ベストセラーとなった。