フランスの3Dプリンターメーカーのプロッドウェイズが、2024年度第1四半期決算を発表した。今期から新たに採用されたIFRS(International Financial Reporting Standards、国際財務報告基準)ベースでの売上高は1600万ユーロ(約27億5200万円)で、前年同期の2160万ユーロ(約37億1520万円)から26%のマイナスとなった。
システム部門の売上高は760万ユーロ(約13億720万円)で、前年同期の1190万ユーロ(20億4680万円)から36%のマイナスとなった。プロットウェイズは、販売する3Dプリンター製品のシリーズを、より小型で販売価格が安いものへ切り替えた影響が出たとしている。
プロダクト部門の売上高は840万ユーロ(約14億4480万円)で、前年同期比で11%のプラスとなった。
2024年度第1四半期決算の発表を受け、ユーロネクスト・パリ証券取引所で売買されているプロッドウェイズの株は0.72ユーロまで下落した。
プロッドウェイズは2013年設立の3Dプリンターメーカー。独自開発したムービングDLP技術を使ったSLA方式のハイエンド3Dプリンタ-を製造している。