アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドが、2023年度通年決算を発表した。同社の2023年度の売上高は9380万ドル(約140億7000万円)で、前年の1億100万ドル(約151億5000万円)から7.28%減少した。経常収支は5120万ドル(約76億8000万円)の赤字で、前年の6010万ドル(約90億1500万円)から若干改善した。
同時に発表された2023年度第4四半期決算では、売上高2420万ドル(約36億3000)万円、経常赤字1420万ドル(約21億3000万円)だった。
マークフォージドの社長兼CEOのシャイ・テレム氏は、「FX20やPX100といった新製品をリリースする中、2024年を過去最高のプロダクト・ポートフォリオをもって迎えることができました。これらの新製品は、2024年とそれ以降における我々の成長ポジションをさらに強固なものにしてくれることでしょう。2024年はまた、さらなる売上の成長と利益率の改善を見込める年になると認識しています」とコメントしている。
2023年度通年決算の発表と同時に、マークフォージドはあらたにアサフ・ジポリ氏がCFOに就任すると発表した。CFO就任に際し、ジポリ氏は2024年のキーゴールを「ポジティブなモメンタムを維持すること」であるとしている。