ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで、日本の光学機器メーカー大手のNikonが買収したNikon SLMソルーションズが、サム・オレアリーCEOとの契約期間を延長した。新たな契約期間は2028年3月末までで、オレアリー氏は引き続きNikon SLMソルーションの経営戦略策定とリーダーシップ全般を担当する。
Nikon SLMソルーションズのスーパーバイザりーボード会長のハミッド・ザリングハーラム氏は、「(Nikon SLMソルーションズの)スーパーバイザリーボードは、サムとの契約延長が彼が掲げるビジョンとリーダーシップを信認するものであることを表明します。サムの比類なき会社への貢献と強固なリーダーシップは、Nikon SLMソルーションズのメタル・アディティブ・マニュファクチャリングにおけるフロントランナーとしての地位を守り続けるでしょう。彼のリーダーシップは貴重であり、メタルアディティブ・アプリケーションにフォーカスし、イノベーションを続けるために必用不可欠なものです」とコメントしている。
Nikonは、昨年2023年1月に6億2200万ユーロ(約870億8000万円)でSLMソルーションズを買収し、SLMソルーションズは同社の子会社となった。買収完了後、SLMソルーションズはNikon SLMソルーションズのブランドで事業を展開している。