ドイツのハイエンド3Dプリンターメーカーで米NASDAQ上場のヴォクセルジェットが2023年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は610万ユーロ(約10億650万円)で、前年同期の570万ユーロ(約9億4050万円)から7.5%のプラスとなった。3Dプリンターなどの製品売上高が牽引する結果となった。
ヴォクセルジェットのインゴ・エデラーCEOは、「世界各地で我々の製品に対する需要は高止まりしています。サプライチェーンの問題は解消しつつあり、2023年度通年での売上増加は間違いないと確信しています。2023年度第4四半期は過去最高になる予定で、社員もそれにフォーカスしています。2025年までに通年でのEBITDAでブレークイーブンとなる目標を達成できる見込みです」とコメントしている。
2023年度第4四半期の見通しとして、ヴォクセルジェットは売上高のガイドラインを1000万ユーロ(約16億5000万円)から1350万ユーロ(約20億2500万円)のレンジへ上方修正した。2023年度通年での売上高は2900万ユーロ(約43億5000万円)から3250万ユーロ(約48億7500万円)のレンジと見通している。