ナノ・ディメンションが2023年度第2四半期決算を発表

イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが2023年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1474万ドル(約21億3730万円)で、前年同期比で33%増加した。調整後EBITDAはは2400万ドル(約34億8000万円)の赤字だった。

2023年度上半期(1月~6月末)の売上高は2970万ドル(約43億650万円)で、前年同期比で38%増加した。2023年度上半期の調整後EBITDAは4700万ドル(約68億1500万円)の赤字だった。

2023年度第2四半期決算の発表に伴い、ナノ・ディメンションのヨアヴ・スターンCEOは株主に対し、「2023年度第2四半期決算においてもナノ・ディメンションはモメンタムを継続することができました。スタッフ、イニシアティブ、ビジネスプラン、そしてM&A戦略のすべてが売上高の増加と利益率の改善に寄与しました。特にオーガニックの売上高は前年同期比でで47%のプラスとなりました。業界全体が景気の落ち込みの影響を受ける中、ナノ・ディメンションの売上高は前年同期比で33%のプラスとなりました。同業他社の多くが値下げを余儀なくされる中、ナノ・ディメンションの利益率は大きく改善しています」といった主旨の書簡を送付した。