アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスに対して買収提案をしているスリーディーシステムズのジェフリー・グレイブスCEOが、ストラタシス買収についてのコメントを発表した。
「ストラタシスの取締役会が両社の合併による壮大な経済効果を理解出来ていないことを残念に思います。ストラタシスとデスクトップメタルの合併に対する投資家の反応と、我々がストラタシス買収を提案した時の投資家の反応とを比べれば一目瞭然です。我々は、依然としてスリーディーシステムズとストラタシスの合併は「超越的提案」であると信じています」
「我々はさらに、スリーディーシステムズとストラタシスの合併は、両社の株主にとって最大の価値と速やかなバリューを提供し、長期的な成長を促すことを確信しています。両社の技術的なオーバーラップはストラタシスによって誤って評価されており、特にメタルバインダージェット技術が過小評価されています。株主は実行可能で信頼に足る価値創造プランを求めており、ストラタシスの株主へのプレゼンテーションを見る限り、ストラタシスの経営陣の楽天的な姿勢に疑問を抱かざるを得ません」
スリーディーシステムズは、ストラタシスの株式1株を現金7.50ドルとスリーディーシステムズの新株1.2507株で買取る提案をしている。