アメリカの大手3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のストラタシスが2023年度第1四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億4940万ドル（約194億4000万円）で、前年同期比で8.6%のマイナスとなった。GAAP（米国標準会計基準）ベースの営業収支は1680万ドル（約22億6800万円）の赤字で、前年同期の1960万ドル（約26億4600万円）の赤字から若干改善した。非GAAPベースの営業収支は150万ドル（約2億250万円）の黒字だった。調整後EBITDA（利子・税・減価償却前利益）は700万ドル（約9億4500万円）だった。

ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「グローバルでダイバースなシステム、素材、そしてソフトウェアソリューションに牽引された勝つための戦略を引き続き実行しています。我々のシステムは成長を続けており、消費財セクター、カスタマーサービスなどのセクターが過去最大の売上を記録しています。利益率も改善しており、調整後収益では7四半期連続でプラスとなっています」とコメントしている。

ストラタシスは、2023年度通年の売上高の見通しを6億3000万ドル（約850億5000万円）から6億7000万ドル（約904億5000万円）のレンジとしている。