LynxterがシリーズA投資で400万ユーロの資金調達に成功

フランスの3DプリンターメーカーのLynxterが、シリーズA投資で400万ユーロ(約5億8000万円)の資金調達に成功した。出資したのはGEインベストメント、NACO、PG-Devなどを含む投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。今回の資金調達により、Lynxterが調達した資金の総額は550万ユーロ(約7億9750万円)となった。

シリーズAの資金調達を成功させたことについて、Lynxterは、「この重要なラウンドのファンディングをサポートしてくれたすべての関係者と企業に感謝をいたします」というコメントを発表している。

Lynxterは、シリコン、ポリウレタン、カーボンPA、PP、PEKK、ポリカーボネート、TPUなどの各種の高機能素材を利用できる工業用3Dプリンター「Lynxter S600 3Dプリンター」シリーズを製造している。Lynxterは、S600 3Dプリンターを「医療、工業セクター、研究開発などのセクターにおけるシリコン・ポリウレタンアディティブ・マニュファクチャリング用最先端プロフェッショナル3Dプリンター」であると説明している。

Lynxterの3Dプリンターは、特に航空宇宙や医療の領域のユーザーに活用されている。ユーザーにはエアバス、シュナイダー、ルノーなどが含まれている。