アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドがm新グローバル・ヘッドクォーターへ移転した。米マサチューセッツ州ウォルトタウンに開設された新グローバル・ヘッドクォーターは広さ12万平方フィート(約1万1148平方メートル)の大きさで、オープンワークエリア、ミーティングルーム、ブレークアウトスペースなどで構成されている。
マークフォージドのチーフ・ヒューマンリソース・オフィサーのドリット・リバーマン氏は、「メトロボストンチームの全スタッフを一箇所にまとめることができたことにエキサイトしています。今までよりもさらにチームをまとめあげ、コラボレーションを促すことができるようになるでしょう。仕事がより効率的になるだけでなく、仕事を楽しみ、共に時間を過ごす機会を与えることになるでしょう」とコメントしている。
新グローバル・ヘッドクォーターへの移転に先立ち、マークフォージドは昨年2022年度通年決算を発表している。それによると、同社の2022年度の売上高は1億100万ドル(約131億3000万円)で、前年比で11%増加した。経常収支は2540万ドル(約33億200万円)の赤字で、前年の390万ドル(約5億700万円)の赤字から大幅に悪化した。非GAAP(米国標準会計基準)ベースの赤字は6010万ドル(約78億1300万円)だった。