アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2022年度第四四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億5930万ドル(約213億550万円)で、前年同期比で4.6%のマイナスとなった。3Dプリンター製品の売上高は1億1120万ドル(約150億1200万円)で、前年同期比で5.8%のマイナスとなった。システム関連の売上高が5490万ドル(約74億1150万円)で前年同期比で11.1%のマイナスとなり、全体の足を引っ張る形となった。
サービス関連の売上高は4810万ドル(約64億9350万円)で、前年同期比で1.9%のマイナスだった。サービス関連の売上高のうち、カスタマーサポート関連の売上高は前年同期比で1.9%増加した。
非GAAP(米国標準会計基準)ベースの営業収支は510万ドル(約6億8850万円)で、前年同期の170万ドル(約2億2950万円)から増加した。また、修正後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は前年同期比で35.4%増加し、1070万ドル(約14億4450万円)だった。
2022年度第四四半期末時点でストラタシスが保有する現金および現金相当資産の額は3億2780万ドル(約417億円)で、前年同期末時点の3億4870万ドル(約470億745円)から減少した。
2022年度第四四半期決算の発表を受け、NASDAQで取引されているストラタシスの株は、前日終値から4.7%値上がりして取引を終えた。