プロトラブズが2022年度第4四半期決算を発表

アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローのプロトラブズが2022年度第4四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億1560万ドル(約156億600万円)で、前年同期比で6.5%のマイナスとなった。買収した3Dプリンティングマッチングプラットフォームのハブズの売上高は1480万ドル(約19億9800万円)で、前年同期比で49.6%のプラスとなった。同期間中に同社が製造したプロトタイプなどのパーツ点数は2万2205点だった。

一株当たり利益は0.26ドル(約35.1円)で、アナリストの事前予想の0.21ドル(約28.35円)を若干上回った。

2022年度第4四半期決算についてプロトラブズのロブ・ボーダー社長兼CEOは、「インフレや経済低成長、そしてサプライチェーン停滞といったチャレンジングな経済環境の中、プロトラブズとハブズのチームは顧客に最大限のバリューを提供し、世界でも最高クラスのデジタルマニュファクチャリングプラットフォームを構築してきました。2023年度は、より良いポジションを獲得してさらに差別化してゆくことになるでしょう」とコメントしている。

プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く手デジタルマニュファクチャリングサービスビューロー。アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンでも事業を展開している。プロトラブズは、日本市場からは昨年2022年6月をもって撤退している。