ブラッド・クレガー氏が、Velo3Dのオペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントに就任した。クレガー氏は、Velo3Dの生産能力向上、品質水準確保、製造コスト削減のミッションを負う。
クレガー氏は、前職でサーモフィッシャー・サイエンティフィックのオペレーティング担当マネージャーを務めていた。
Velo3Dのベニー・ビューラーCEOは、「Velo3Dのように急速にスケールしている企業のグローバルオペレーションを管理することは大変チャレンジングなことです。ブラッドの急成長企業を率いてきたバックグラウンドは、Velo3Dを次のレベルへ到達させるための大きな戦力となります。ブラッドが我々のオペレーションをオプティマイズし、サファイアシリーズおよびサファイアXCプリンターの製造を加速してくれることに大いに期待しています」とコメントしている。
Velo3Dは、2021年10月にSPAC(特別買収目的会社)のジョーズ・スピットファイア・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所へ上場している。上場以来、アメリカ市場を筆頭にヨーロッパとアジア太平洋地域で事業を拡大し、従業員が急増していた。人材の配置や組織作りなど、人事上の課題が山積している。