フォームラブズがFITTLEとファイナンス・パートナーシップ契約を締結

アメリカのSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、ゼロックス傘下のファイナンス企業のFITTLEとファイナンス・パートナーシップ契約を締結した。発表によると、FITTLEはフォームラブズの3Dプリンターのユーザーに対し、ファイナンスやリースなどの各種のサービスを提供する。

フォームラブズのチーフ・ビジネス・オフィサーのルーク・ウィンストン氏は、「FITTLEとパートナーシップを組み、北米のユーザーにフォームラブズの3Dプリンターをさらにアクセシブルにできることにエキサイトしています。ゼロックスは信頼性の高いブランドであり、エンジニアやデザイナーなどモノづくりに関わる全ての人がリースのプロセスをシンプルでお得に活用できるようになるでしょう」とコメントしている。

フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「フォーム1」「フォーム2」「フォーム3」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。フォームラブズは最近、医療用3Dプリンターをリリースするなど、医療の領域への進出を進めている。