ジェフ・ブランク氏がエボルブ・アディティブ・ソルーションズのCOOに就任する。ブランク氏は、複数の企業でマネジメント経験を持つアディティブ・マニュファクチャリング業界のベテラン。スタンフォード大学で機械工学の修士号とポートランド大学で経営学修士(MBA)の学位を取得、ゼロックスとテクトロニクスでそれぞれプリンタービジネスに関与した後スリーディーシステムズへ転職し、同社のワールドワイド・エンジニアリングと製品デリバリーオーガニゼーションの構築に貢献した。
エボルブ・アディティブ・ソルーションズにおいてブランク氏は、エンジニアリングとオペレーション全体をマネージし、会社の成長に合った堅牢で信頼できるプロダクトラインナップを構築する。
ブランク氏は、「このチームに合流でき、革命的なテクノロジーを市場へ投入できることに大変エキサイトしています。特にEASとSTEPのテクノロジーはハイプレシジション・サーモプラスチックをこれまでにあり得なかった方法で造形させることを可能にします。2Dおよび3Dにおける私の経験を活かし、会社の成長速度をさらに加速できればと考えています」とコメントしている。
エボルブ・アディティブ・ソルーションズは今年初めにストラタシスから分離し、スピンオフ企業として新たなスタートを切った。同社は独自開発したプロプリエタリー・セレクティブ・サーモプラスチック・エレクトロフォトグラフィック・プロセス(STEP)と名付けられた技術を用い、通常のアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションの50倍のスピードでモノづくりができるとしている。