Xometryが2022年度第二四半期決算を発表

アメリカの大手産業用3DプリンティングビューローでNASDAQ上場のXometry(ゾーメトリー)が2022年度第二四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は9560万ドル(約129億600万円)で、前年同期比で89%増加し、過去最大の四半期売上高となった。主力事業である産業用マーケットプレース事業の拡大が全体の売上高増加をもたらした。

売上高の内訳では、産業用マーケットプレース事業の売上高が7560万ドル(約102億600万円)で、前年同期比で55%のプラスとなった。産業用マーケットプレース事業の売上高が全体の79%を占める結果となった。

Xometryのランディ・アルチューラーCEOは、「海外事業の拡大が続き、年率で136%増加しています。今期におきましては、特にイギリス、ドイツ、フランス、北欧での売上が増加しました。ヨーロッパは引き続き全体の売り上げ拡大を牽引しており、我々の利益率向上に大きく貢献してくれています」とコメントしている。

Xometryは2013年設立。全米各地の3000の工場とパートナーシップを組み、メーカーなどの製造業のユーザーにオンデマンドマニュファクチャリングのソルーションを提供している。同社のユーザーにはBMW、デル、GE、NASAなどが含まれている。